ラガーマンたちの勇気ある行動で子どもたちを笑顔に

2019年9月7日、秩父宮ラグビー場(東京都港区)でラグビーワールドカップ日本代表選手を応援する「リポビタンD presents ラグビー日本代表ONE TEAM決起会~ #BRAVEを届けよう~」が開催された。 

暑い日差しの中、2週間後に開催されるラグビーワールドカップ2019日本大会に出場する日本代表選手たちを元気付けようと、トップリーグに所属するラグビー選手やサポーターたち約5000人集まった。この栄えある決起会に、トップリーグに所属するラグビー選手たちが特別支援学校に通う子どもたちや長期療養中の子どもたちを招待した。

中々スポーツに触れる機会が少ない子どもたちに対して何かできないかと、ラグビー選手たちがアクションを起こし、子どもたちとの交流会が実現した。

子どもたちとの交流のために集合したトップリーグ所属のラグビー選手たち

この日参加した子どもたちの中には、脳性麻痺(のうせいまひ)で思うように体を動かせない子どもたちや入院生活で満足に体を動かせない子どもたちが、迫力のあるラガーマンからパスを受け取ったり、一緒に写真を撮ったりして楽しい時間を過ごした。

子どもたちにラグビー選手から手渡しで記念Tシャツが贈られた
ラグビーパスターゲットに挑戦する子どもたちに寄り添うラグビー選手たち
秩父宮ラグビー場をバックにラグビー選手たちと一緒に笑顔で記念撮影

子どもたちの手で日本代表選手たちへ応援フラッグを披露

また、この日は日本代表として選ばれた31名の選手たちの壮行会を盛り上げようと、たくさんの応援メッセージが入った「ONE TEAM」の刺繍入り応援フラッグが披露された。

フラッグベアラーを務めた子どもたちは、暑い日差しの中行った練習の成果を発揮し、応援サポーターで埋め尽くされた会場からは大きな拍手が送られた。

その後、一人一人紹介されながら入場する日本代表選手は非常に迫力があり、間近で日本代表選手を見ることができた子どもたちも大喜びだった。

ラグビーワールドカップ2019日本大会で日本代表として戦う選手たち

1チーム15人で繰り広げられるラグビーは、今日本で最も注目されているスポーツの一つといっても過言ではない。小柄だけど足が速い選手、背が高くて体力のある選手、国籍の違う選手など多様な選手たちが一つにまとまり、ワールドカップでの「勝利」を決意した勇姿が印象的だった。 

仲間との強い連携がなければ成り立たないラグビーに打ち込む選手たちは、“誰かのために”考えて行動するパワーが人一倍強く、勇気付けられる人も多いだろう。鍛え抜かれた「フェアプレー」の精神で尽くすラガーマンたちによる‘‘社会貢献‘‘に今後も注目していきたい。