奥野 史子
アーティスティックスイミング/スポーツコメンテーター
京都市出身。同志社大学大学院修了。
バルセロナ五輪シンクロナイズドスイミング(現:アーティスティックスイミング)のソロとデュエットにて銅メダルを獲得。
1994年の世界選手権ローマ大会で、それまでのシンクロの常識を覆す女の情念や怒りを表現した笑わないシンクロ「昇華~夜叉の舞」で、史上初の芸術点オール満点を記録し日本人初の銀メダルを獲得。
1995年に現役引退し、その後はスポーツコメンテーターとして活動。
2000年から2年間シルク・ドゥ・ソレイユで、日本人として初めてラスベガスで最高峰の水中ショー「O(オー)」に出演を果たす。
北京五輪・陸上男子4×100mリレーの銀メダリスト、朝原宣治(大阪ガス所属)と結婚し、現在は1男2女の母。
テレビやラジオのコメンテーターの活動と並行して、京都市教育委員や日本水泳連盟アスリート委員などを務める。
小児がんと闘う子どもや家族の支援団体への協力や、スポーツ・育児・教育関連の講演やシンポジウムでパネリストを務めるなど、様々な活動にも取り組む。
2015年にはシンクロクラブを立ち上げ、競技の普及にも努めている。