代表者
鈴木武蔵
1994年ジャマイカ生まれ。
ジャマイカ人の父と日本人の母をもち、2000年に小学校の入学 に合わせて群馬県太田市に移住する。
桐生第一高校に進学し、2年時にU-16日本代表に選出。
翌11年にはFIFA U-17ワールドカップに出場しベスト8に進出する。
高校卒業後はアルビレックス新潟に入団し、在籍時にオリンピック(2016)に出場。
水戶ホーリーホック、松本山雅FC、V・ファーレン長崎、2019年に北海道コンサドーレ札幌に移籍し、日本代表に初選出された。
現在はガンバ大阪に在籍。
個人の活動として、2019年9 月に起きた人種差別投稿に対して、自身の言葉を綴る。
日本に人種差別があることを世に訴える。
また、2020年「特定非営利活動法人Hokkaido Dream」を設立し、児童支援、女性支援、差別問題等、多方面に支援活動を行っている。
2021年、 幼少期からの体験を著書『ムサシと武蔵』を発刊。
自身が受けた差別から、体現者として、SNSやメディアでの発信も積極的に行っている。
メッセージ
私はサッカー選手として多くの皆様と繋がれる場所をつくる事はもちろんですが、一人の人間としても社会に貢献できる事はないかと思い、2019年12月にMUSASHI CUPを企画しました。
きっかけの一つに、2019年9月にヘイトスピーチが投稿された件を受け、『笑顔でサッカーを純粋に楽しめる世界』があったらいいなと思ったこと、私と同じ境遇にいるひとや子どもたちの力になりたいと考えました。
差別やいじめに苦しむ子どもたちは沢山います。
そういったネガティブな報道も大切かもしれませんが、活動を通じて、ポシティブな話題が沢山溢れる世の中にしていきたい。
そして、ひとりでも多くのひとが、活動を通じて社会の中の差別やいじめについても考える機会になれればと思います。 また、その思いに当時のチームメイトの荒野拓馬、高齢者支援をしている菅野孝憲が共感し てくれました。その選手を中心としたメンバーで、お世話になっている北海道に様々なチャリティーを通して、笑顔を生み出していきます。

主な事業

北海道及び全国の子どもたちへのスポーツ支援活動

目的
鈴木武蔵は、2019年差別を受けたことによって、北海道の恵まれない環境に置かれている子どもたちへ支援活動を始める。
活動するなかで、北海道では、札幌市以外プロスポーツ選手と接点のない地域が多いことを知った。
本事業は旭川市、苫小牧市、岩沼市等で、プロスポーツ選手と子どもたちの交流を目的としてサッカー大会「MUSASHI CUP」を開催し、北海道の地域促進を図ると共に、そこに参加する子どもたちが、全国の子どもたちと交流を図り、心身の健康や、社会参画を促すことを目的とする。
事業内容
地域住民およびこの活動に賛同するすべての人たちへスポーツ活動、まちづくりに関する事業を行い、健康づくり、会員相互間の親睦、次世代を担う青少年の健全育成を行う
目標
地域住民およびこの活動に賛同するすべての人たちへスポーツ活動、まちづくりに関する事業を行い、健康づくり、会員相互間の親睦、次世代を担う青少年の健全育成を行う
主な成果