代表者
上原 大祐
NPO法人D-SHiPS32 船団長。
元アイススレッジホッケープレーヤー。バンクーバーパラリンピック銀メダリスト。
2006年トリノパラリンピック日本代表として選出され、日本人選手最多のゴールを決め、世界ランキング4位の成績を収める。
2010年バンクーバーパラリンピックでは、準決勝のカナダ戦で価千金の決勝ゴールを決め、銀メダル獲得に貢献。
2014年にIPCが発表した「アイススレッジホッケー競技の歴史におけるトップ10プレイヤーに選ばれる。
引退後はNPO法人D-SHiPS32を立ち上げ、子供たちにスポーツする環境づくりをしている。
2017年には一般社団法人障害攻略課を設立し、企業や自治体と連携して商品開発などを行っている。
■経歴
1981年  先天性の障害を持って生まれる(長野県)
2000年  信州大学工学部 社会開発工学科建築コース 入学
2001年  アイススレッジホッケー開始(大学2年生)
2004年  長野大学社会福祉学部 社会福祉学科 編入学
2006年  トリノ・パラリンピック大会 5位
2006年  グラクソ・スミスクライン株式会社入社
2008年  マルボロー世界選手権 4位
2009年  CANADA CUP(バンクーバー冬季パラリンピックテスト大会) 3位
     オストラヴァ世界選手権 4位
2010年  バンクーバー・パラリンピック 2位 銀メダル
2012年  フィラデルフィアフライヤーズ所属(アメリカ)
2016年  NEC OP推進本部 障がい攻略エキスパート
2017年  現役復帰
2018年  ピョンチャンパラリンピック 8位
メッセージ
当法人は主にパラスポーツに関連する事業を通じて、身体障がい者と健常者が時間を共有する場を創る。
それにより、両者が幸せ・楽しみを互いの交流によって得られるよう個人・団体を繋いでいき、夢を持って挑戦する精神の育成を目的とした団体です。
障害者と健常者が『体験』を共有することで、障害の有無による分断がなく、誰もが夢を持って挑戦できる精神を育て、当たり前の事が当たり前に出来る共⽣社会を目指しています。
実現するために、我々は障害あってもなくても参加することができるパラスポーツを1つの⼿段として活動を行います。
⾃治体や地元企業、大学⽣に参加や協力を得ながら、多様な在り方を相互に認め合える共⽣社会を⾃分ごとに捉えるようにパラスポーツの機会を提供していきます。
障害者と健常者の調査を行い、パラスポーツ体験を通した意識・行動変化の影響を明らかにすることで評価をします。
これらの活動や調査は、障害者が社会参加する支援にもなっていますが、社会の一員として実感できる可能性をあります。
他方で、健常者は障害者を含めた意識や行動変化が生活や仕事の質を向上する可能性があります。
「普通の生活を我が子にさせてあげる事で精一杯。子どもにスポーツをする環境を作ってあげられない。」
とある障害児を持つ親御さんが言ったセリフですが、このような日本の課題に対してパラスポーツを通じて解決していきます。
日々支援してくださった皆様には心からお礼申し上げます。
また今後も、当団体が多くの課題を解決できるようご賛同いただければ幸いです。

主な事業

パラ大学祭

目的
各大学がパラスポーツを推進するパラ大学となり、東京2020がイベントで終わってしまう大会ではなく、2021年以降もパラスポーツが日本で日常化するための大学が集まるスポーツ祭。
みんながスポーツを楽しむだけで、日本パラスポーツの課題が解決できる。
そして課題を解決していく先に「誰にでもスポーツが身近にある日本を作る大会」
それが【パラ大学祭】です。
事業内容
パラスポーツの大学対抗のお祭り。また参加した大学はパラ大学としてパラスポーツを推進していく大学となる。
パラスポーツが身近な存在になる日本を作るためのプロジェクト。
テーマは「パラで遊ぼう!」
目標
当事業が全国各地で開催でき、パラスポーツが日本で日常化させる事。
主な成果
関東と関西で行い、毎年実施し第7回パラ大学祭を関東(東京)で行う事ができました。