HEROs OF THE YEAR 2020

本田 圭佑

AFRICA DREAM SOCCER TOUR supported by SHOWA GLOVE
PROJECT OVERVIEW
機会の不平等に直面するアフリカの子ども達を対象に、
彼/彼女らの世界を拡げるきっかけ作りとして、以下の3つの機会の提供する。
《3つの”機会”の提供》
1 無償でのサッカー指導の”機会”
2 サッカーアカデミー入団の”機会”
3 サッカー以外の才能育成の”機会”
受賞部門

男性部門

プロジェクト名

AFRICA DREAM SOCCER TOUR supported by SHOWA GLOVE

取り組む社会課題

スラム街に住む子ども達、元ストリートチルドレンの子ども達、
HIVエイズで親御さんをなくされた子ども達など、機会の不平等に直面するアフリカの子ども達の自立。

目標/ミッション

1人でも多くの子ども達に自立のための選択肢を提供する。

活動開始時期

2017年〜

WEBサイト

https://soltilo-africa.com/

MOVIE & PHOTOS

審査員・アンバサダーコメント

宇賀 康之
Sports Graphic Number編集長
本田圭佑選手の活動は、サッカーのプレーだけにとどまりません。中でも、2017年12月から取り組まれてきた「AFRICA DREAM SOCCER TOUR supported by SHOWA GLOVE」は、特筆すべきプロジェクトです。スラム街の子供たち、元ストリートチルドレン、HIVなど経済的な困難を抱える東アフリカの子供たちを対象に、無償のサッカー指導の機会と、サッカーアカデミー入団の機会、そしてサッカー以外の才能育成の機会を提供してきました。過酷な環境で暮らす子供たちの「今」を助けるだけでなく、彼らの「未来」を照らし、可能性を膨らませる。まさに夢のあるプロジェクトです。現役選手を続けながらこうした活動に邁進する本田選手に敬意を表し、今年度の「HEROs Of The Year」を贈ります。
井上 康生
柔道/特定非営利法人JUDOs理事長、柔道全日本男子監督、東海大学 体育学部武道学科准教授
子どもたちは全世界の宝物です。その子どもたちは皆「夢」を持つことが平等に与えられるべきです。しかし、どれだけの子どもたちが「夢」を持って日々の生活を送っているか。我々には想像を絶する生活を送り、「夢」よりも「今この瞬間の生活」しか考えることにできない子どもたちが世界にはいます。 本田氏の活動はそのような子どもたちにご自身の競技者としての活躍を見せ背中で語るだけではなく、実際にご自身が子どもたちの手を取り「教育者」として環境と体験を与えるという「夢と希望」の原点を提供しています。 本田氏の活動から夢を持ち経済的困難を抱える地域の光となるリーダーに成り得る人材が育っていくことを私は信じています。 このたびは、HEROs AWARD2020受賞、おめでとうございました。

受賞者コメント

本田 圭佑
この度はHEROs AWARDに選出して頂き、ありがとうございます。正直何も大したことをしていないのに僕が受賞していいのかなという気持ちでいます。アフリカプロジェクトは、現地の貧しい子どもたちがサッカーを通じて夢を持つきっかけになればと思って始めたプロジェクトです。この先、ビジネスとして成立するには時間がかかると思いますが、寄付をしてくれている方々と共に現地の子どもたちを育成することで将来、サッカー選手やその他の分野で活躍する人材を輩出していければと考えています。僕自身いまブラジルにいるのですが、今年はコロナの影響でプレーができない時期が長く続いたり、各クラブが経営に苦しんだり、本当にスポーツ界にも大打撃な1年だったと思います。そんな中何ができるのか、ということで色々なことに挑戦してきたのですが、まだまだできることがあったんじゃないかなと反省しています。2020年ももう終わりますけれど、来年はオリンピックイヤーでもありますし、僕自身まだ出れるかはわからないですが、選手として少しでも成長できるように頑張っていきたいと思いますし、それ以外の活動でもみなさんに喜んでもらえるような活動を増やしていけたらなと思っております。引き続き、日本のサッカー、そしてスポーツの応援をよろしくお願いいたします。この度はありがとうございました。

WINNERS 2020