母校である恵庭北高等学校を訪問し、 1・2年生の生徒を対象に 「人生のハードルの楽しみ方~夢や目標を持つことの必要性とは~」というテーマで講演・ワークショップを行いました。
日本財団が行う18歳意識調査では、自身の将来や目標に関する質問において全ての項目で日本は6ヵ国中最下位となり、他国に比べて日本の若者が挑戦する意欲が低いという結果が出ています。そのような背景がある中で、日本の将来を担っていく若者の自己肯定感や他者との関係を向上するために寺田氏の経験を伝える講演会を実施し、また学生たちが自分自身の強みや大事なものに気付くためのワークショップを実施しました。
講演会では、一度目の陸上競技からの引退や家族を持ちながら挑戦し続けていることに触れ、夢中になれることを追い続けることが重要だと伝えられました。
また、ワークショップでは学生自身がこれまでの人生を振り返りながら、自身が夢中になれることを見つけ、それがどのように社会に還元できるか考えるきっかけを与えました。
自分が頑張ってきたことは、必ず社会に還元できる。母校凱旋で寺田明日香が伝えたこと
https://sportsmanship-heros.jp/article/20230206/
2023/02/06
Athlete寺田 明日香
対象:北海道恵庭北高等学校
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主催者コメント
寺田明日香
陸上100mハードル
今は結果のことを考えすぎてチャレンジすることに引いてしまう子が増えているなと思います。もちろん、結果は大事なんですけど、チャレンジする姿勢から目標に進んでいく中で得られる経験や人との繋がりを持ってほしいなと思って喋りました。あとは……寺田明日香は1人で頑張っているように見えていますけど、その後ろにいろ色々な人が居て、色々な失敗があった中で今があるんだとわかってもらえたらな、と。『あの人ができたんだったら私もできるかも』と思われるような、近い存在で思ってくれたら嬉しいです。
参加者コメント
1年男子生徒(野球部)
たとえ挫折を味わったとしても、諦めなければ次に繋がるんだということが改めて分かりました。周りの意見ではなく自分の意思に従うことが成長に繋がるということも強く感じました。先輩たちと協力して甲子園出場を目指します!
2年男子生徒(陸上部)
勝たなければいけないというプレッシャーからの挫折のお話は、これからの自分に活かせると思いました。夢や目標があるからこそ努力していけるということも再確認できたのがよかったです。来年のインターハイ優勝を目標に頑張っていきます。
2年女子生徒(卓球部)
幼いころに観た医療ドラマをきっかけに人を助けたいという将来の夢を持ちました。その為に失敗も成功も自分の成長と捉えて、いろんな経験の中で夢を叶えたい話を聞いて思いました。どんなことがあっても諦めずにチャレンジしていきたいです。
2年女子生徒(茶道部)
オリンピックに出場しているような存在はなかなか周りにはいなくてとてもかっこいいと思いました。お話を聞いて誰に何を言われても諦めない姿勢が素晴らしいと思ったし、自分の意思を曲げずに前に進む姿に感動しました。自分は医療関係の仕事に就くことが夢なので、寺田さんのような姿勢で夢を叶えたい。