おすすめのハッシュタグ

HEROs アスリートになる

2018 AWARD WINNER

赤星憲広NORIHIRO AKAHOSHI

Ring of Red~赤星憲広の輪を広げる基金~

Ring of Red~赤星憲広の輪を広げる基金~ HEROs AWARD 2018

プロジェクト名

Ring of Red~赤星憲広の輪を広げる基金~

取り組む社会課題

介護施設や病院など、現場ではまだまだ車椅子が足りていないのが現状。他国と比較してもバリアフリー化が進んでおらず、身体の不自由な方にとって決して暮らしやすい社会とはいえない。 また高齢化が進む中、心身ともに豊かな生活を送るためにもスポーツは欠かせない要因である。

ビジョン

目標/ミッション

一台でも多くの車椅子を贈ること。 スポーツを通した健康推進を目指し、少年野球普及活動にも取り組んでいる。 活動を続ける中でパラアスリートを取り巻く環境が十分ではないという状況に触れたので、今後はパラアスリートの支援にも力を入れていく予定。

事業内容

2001年、足に病をかかえた体の不自由な女性ファンとの出会いをきっかけに、様々な人に“プレー以外でもお返しを”と考え、車椅子の寄贈を始める。2003年から現役を引退した2009年まで毎年1年間、盗塁した数の車椅子の寄贈を続け、通算301台の車椅子を寄贈した。そして2009年の現役引退後もこの活動を続けたいと考え、基金を設立。現役引退後の車椅子の寄贈数は現在までに347台に達している。

活動開始時期

2003年~(継続中)

#2018 HEROs AWARD受賞

#AWARD

#赤星憲広

#野球

審査員コメント

中井 美穂

MIHO NAKAI

プロ野球選手のボランティア活動と聞いて、多くの方が一番に思い浮かべるのは赤星さんのこの活動ではないでしょうか。
俊足の選手というアスリートとしての自分の特性と車椅子を贈るボランティア活動を結びつけ、阪神タイガースのファン以外にも認知を上げ、活動を支持する人を増やす。
彼が塁に出れば、盗塁が成功するかどうかというドキドキとともに、車椅子が必要な方々のことを自然に思い、バリアフリーの重要性についても考えさせることができるこの取り組みは、まさにアスリートだからこそできること。
現役を引退してもなお、継続して活動を続け、さらにその幅を広げていく姿は、まさにすべてのアスリートのお手本となる存在です。


2018 WINNER