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2023 AWARD WINNER

北海道日本ハムファイターズHokkaido Nippon-Ham Fighters

SC(Sports Community)活動

HEROs AWARD 2023

プロジェクト名

SC(Sports Community)活動

取り組む社会課題

健康増進、野球振興、北海道の地域課題解決

ビジョン

目標/ミッション

スポーツを取り巻く環境を整え、スポーツを通して地域社会の健康と未来を創造する。スポーツと生活が近くにある、心と身体の健康をはぐくむコミュニティの形成

事業内容

自立援助ホーム支援の〈フード・カウンター〉、ウォーキングを通したパラスポーツ支援の〈あしあと基金〉、ウィンタースポーツ助成の〈ゆきのね奨楽金〉など、20 を超える活動を展開

活動開始時期

2015年~(SC活動として)※CSR活動は2004年より実施

審査員コメント

松田 裕雄

YASUO MATSUDA

SC活動の意義と魅力は、事業面と社会面から窺える。

1) 事業面
ビジョンからアクションまでの目的整合性。競技成績に翻弄されない持続的展開、野球を超越した領域展開、そして球団が主語になるビジネス型BtoCに留まらず、住民やファン等が主語になるプラットフォーム型CtoCの醸成など、これらに目的整合性及びビジョン実現への強い意思を感じる。
 
2) 社会面
企業スポーツをルーツとする日本のプロスポーツの未来を示唆する活動。以下2点に大きな意義を感じる。

1.CSRからCSVへの可能性
近年益々弱体化が進行する「共助力・公共の力・civic power」、すなわち機能不全に陥った「公共財」を再起動し、持続的に稼働させていく存在、「公共財」を再起動させる公共財、「プラットフォーム」を創り出すプラットフォーム!としての存在が期待され、企業スポーツを通じたCSRからプロスポーツを通じたCSVへ帰結していくことが期待される。

2.親会社との関係性
従来型CSRでない側面からは、親会社日本ハムとの非連続性を感じるが、その意思の強さには連続性を感じる。同社の理念には、企業は「なりたい自分になれる場」として存在すること、そのための環境整備の必要性が説かれている。SC活動は、まさにフィールドを会社から北海道全体に置き換え、このような「場」の道民との共創活動、そのための環境整備活動ともいえ、親会社との連続性と非連続性が共存する新しいモデルと言える。

最後に。海外では、プロスポーツが私益と公益、更には共益を生み出す装置として機能することは珍しくないが、日本では未だ途上である。Fビレッジも起動し、このような力を顕在化させるためのソフトとハードの環境整備が進みつつあるSC活動は、まさにこれからが本領発揮の時であり、新しい日本のプロスポーツのロールモデルとなることが期待される。


2023 WINNER