HEROs アスリートになる

2024 AWARD WINNER

オットーボック・ジャパン株式会社

下肢切断者向けランニングクリニック&パラリンピック 修理サービス

HEROs AWARD 2024

ランニングクリニック in Japanは、下肢切断者の方に走る喜びを感じていただくことを目的としたランニング教室である。指導者を務めるのは、パラリンピック ロンドン大会(2012)、リオ大会(2016)で金メダルを獲得したハインリッヒ・ポポフをはじめとする、アスリートたち。2015年から開始した本イベントの参加者の中には参加を機に本格的に競技を始めてパラリンピックの選手となった方もいる。 パラリンピック修理サービスは、パラリンピック競技大会にて選手たちの義足や車いすなどの修理を無償で提供する活動である。1988年のソウル大会から実施しており、今年のパリ大会で17回目。2024年開催のパリ パラリンピックでも、本国ドイツをはじめとする世界41カ国のオットーボック社員164名がパリの選手村に集結し、一日200件以上もの修理を行っている。

プロジェクト名

下肢切断者向けランニングクリニック&パラリンピック 修理サービス

取り組む社会課題

ランニングクリニック:下肢切断者の方々が直面する、生活や挑戦への制限 パラリンピック 修理サービス:国ごとの文化・価格などによる整備レベルの差

ビジョン

すべての人にとって生きやすい社会をつくりたい

目標/ミッション

・ランニングクリニック(スター選手による、無償のランニング指導) ・パラリンピック 修理サービス(パラリンピック選手の義足・車いす等の無償修理)

事業内容

・ランニングクリニック(スター選手による、無償のランニング指導)
・パラリンピック 修理サービス(パラリンピック選手の義足・車いす等の無償修理)

活動開始時期

ランニングクリニック:2015年~ パラリンピック 修理サービス:1988年~

WEBサイト

https://www.ottobock.com/ja-jp/ottobock/ottobock-japan

#2024 HEROs AWARD受賞

#オットーボック・ジャパン

#義肢・装具

#自分らしさ

審査員コメント

中江 有里

YURI NAKAE

意思を持って「歩く」「走る」ことは、自分の願いを叶えることであり、ここではない別の場所へ、自らを運ぶことでもある。下肢切断者ひとりひとりの想いに応えた技術の実現はもちろん素晴らしいが、義足が生み出すのはその後の時間である。ここから競技者への道が広がる例もあり、確実に夢をサポートすることで、今後も競技者が生まれることが期待できる。また下肢切断者の数からすると大変インパクトのある事業である。
またパラリンピックの修理サービスについては、競技者となった下肢切断者の方々のその後にも伴走することである。
競技者、修理スタッフとの連携は、他の競技の関係者にも影響を与えると思う。
オットーボックジャパンのきめ細やかな活動に対し、敬意を捧げたい。

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