HEROs AWARD 2023
和田毅
PROJECT OVERVIEW
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和田氏の投球数や勝利数など成績に応じた本数のワクチンを寄付
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受賞部門 |
アスリート部門 |
プロジェクト名 |
僕のルール〜1球投げるごとに 10 人分のワクチンを寄付〜 |
取り組む社会課題 |
発展途上国の子どもたちが感染症で命を落としていること |
目標/ミッション |
・子どもたちが環境に左右されず、明るい未来を描ける社会をつくる |
活動開始時期 |
2005年~ |
WEBサイト |
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審査員・アンバサダーコメント
受賞者コメント
和田毅
今回、HEROsアワードに選出頂きました事、心より嬉しく思います。
まさか賞を頂けるとは思っておらず、非常に驚きました。
このような活動を始めたきっかけは、子供の頃に赤い羽根募金をした際に、この後この募金はどう使われていくのかなと考えた事でした。
その後プロになった時に、社会貢献活動をしている先輩を見て、自分でも何かできる事はないかと周囲の方々に相談し、ワクチンの事を教えてもらいました。
当時は、ワクチンが打てなくて1日8,000人の子供が亡くなっている事に衝撃を受けました。
僕のルールとして、試合で1球投げるごとにワクチン10本、勝利投手、完投、完封で20、30、40本といったルールを決めて、寄付活動を現在も毎年行っております。
自分の中では、何か特別な事ではなく、自分ができる社会貢献活動として、また野球をするモチベーションにも繋がっていると感じてます。
またメジャーに行った際に、当たり前のように各選手が何らかの形で、社会貢献活動を行っており、日本で行っているものとかなり違う事に触発され、帰国後も継続すると共に、新たに一人親家庭の子供達に野球道具を支援するDERAM BREGDEの活動も始めました。
これからも現役生活ではもちろん、その後も自分にできるアクションを起こし、持続可能な社会作りに貢献できればと考えております。
まさか賞を頂けるとは思っておらず、非常に驚きました。
このような活動を始めたきっかけは、子供の頃に赤い羽根募金をした際に、この後この募金はどう使われていくのかなと考えた事でした。
その後プロになった時に、社会貢献活動をしている先輩を見て、自分でも何かできる事はないかと周囲の方々に相談し、ワクチンの事を教えてもらいました。
当時は、ワクチンが打てなくて1日8,000人の子供が亡くなっている事に衝撃を受けました。
僕のルールとして、試合で1球投げるごとにワクチン10本、勝利投手、完投、完封で20、30、40本といったルールを決めて、寄付活動を現在も毎年行っております。
自分の中では、何か特別な事ではなく、自分ができる社会貢献活動として、また野球をするモチベーションにも繋がっていると感じてます。
またメジャーに行った際に、当たり前のように各選手が何らかの形で、社会貢献活動を行っており、日本で行っているものとかなり違う事に触発され、帰国後も継続すると共に、新たに一人親家庭の子供達に野球道具を支援するDERAM BREGDEの活動も始めました。
これからも現役生活ではもちろん、その後も自分にできるアクションを起こし、持続可能な社会作りに貢献できればと考えております。
日本とアメリカ、21年間のプロ生活で通算158勝。
日本一5回、MVP1回、最高勝率1回、最多勝2回。
これは彼がいかに日々の努力と鍛錬を怠らず、継続してきたかの証しでもある。
しかし、彼がプロ3年目の2005年以来、実に19年間にわたって、ピッチングとともにもう一つの活動を続けてきたことを知る者はそう多くないだろう。
小学生時代に赤い羽根募金がきっかけで社会貢献活動について学んだ和田氏は早稲田大学卒業後、ホークスの先輩たちが様々な活動を行っている姿に刺激を受けた。
自分にもできることはないか――
それが発展途上国へのワクチンの寄付だった。
1球投げるごとにワクチン10本、勝利を挙げれば20本、完投で30本、完封で40本、タイトル獲得や優勝で1万本……と「僕のルール」を定め、昨年までに実に合計73万本以上=4525万9830円分のワクチンを送り続けてきた。
42歳で迎えた今季もクライマックスシリース第3戦まで22試合に先発して8勝6敗。
1万7000本以上のワクチンを途上国へ送る。
まさに継続は力なり。
自らの本業と社会貢献をリンクさせ、永く積み重ねてきたその活動を称えるとともに、和田投手が1年でも長くプロのマウンドに立ち続けることを願って、この賞を贈呈する。